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ジャパニマフランス

フランス暮らしコミックエッセイと映画レビューがせめぎあっている

本当は怖いフランスの童謡3選+オマケ1選

 

 こんにちは。

フランスで年の瀬に「アルプスの少女ハイジ第35話 アルムの星空」を観て号泣しているミロです。

 

▼要ハンカチやで!


Heidi Episode 035 w/ English Subtitiles

 

 フランクフルトからおじいさんのいるアルムの山に帰ってきたハイジ。そのハイジを抱きしめて泣くおじいさんがもう・・。

視聴者を泣かせにきているとしか思えない。老人の涙はやめてくれ!!

 

本題です。

 

前回【2歳児と聴きたいフランス語の曲】をいくつかご紹介しました。その中の一つ、フランスの童謡メドレーLes Patapons レ・パタポン の中で

これ・・怖いやん・・

 

と思った歌がいくつかあったので、今回はその中から私が特に怖いと思ったフランスの童謡を3つご紹介します。

オマケにちょっと楽しい曲を+1つ。

 

▼2歳児と聴きたいフランス語の曲。過去記事はこちらです。

www.japanimafrance.com

 

本当は怖いフランスの童謡 目次

 

 その①  猫の行方は?「La mère Michel(ラ・メール・ミシェル)」


La Mère Michel

 

【歌詞と訳】 

C'est la mère Michel qui a perdu son chat

Qui crie par la fenêtre à qui le lui rendra

C'est le père Lustucru qui lui a répondu : Allez la mère Michel vot' chat n'est pas perdu..

一番:ミシェルさんの猫がいなくなる。ミシェルさんは窓から猫の行方を問う。リュストゥクルおじさん(何者)が猫はいなくなっていませんよと答える。

二番:おじさんはミシェルさんに、「お礼をくれたら猫の行方を教えてやる」と言う。ミシェルさんはおじさんにキスをプレゼントすると提案する

三番:キスという名のプレゼントを拒否するリュストゥクルおじさん。さらにおじさんは、「あなたの猫は売られました」と告げる。

 

 

 

ひどいよね。

 

急に人格が変わったようなリュストゥクルおじさんが「猫は売られた」と告げるところなど、「あなたの娘さんは地獄に落ちました」を彷彿とさせます。

 

▼このサイトに載ってる怖バナです。

あなたの娘さんは地獄に落ちました : てら…こわす。~怖い話まとめちゃんねる~

 

そしてお礼要求とキス譲歩の流れも大概だけどあえて大声で言いたい。

猫売られとったんかワレー。

 

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バッドエンドの丸投げオチがこの歌の不気味さを際立たせています。

なんなら冒頭の「猫がいなくなった」から不穏な空気が流れている。

  

 

その② 助けて!狩人に殺される!「Dans sa Maison un Grand Cerf ダン・サ・メゾン・アン・グランド・セルフ」


Dans sa Maison un Grand Cerf

 

【歌詞と訳】

Dans sa maison un grand cerf Regardait par la fenêtre Un lapin venir à lui Et frapper ainsi

- Cerf, cerf, ouvre-moi ! Ou le chasseur me tuera

- Lapin, lapin, entre et viens Me serrer la main

 

家の中にいる大きな鹿。一匹のウサギが急いでやってきて、家の扉を叩くのが窓から見えた。

ウサギ:「シカさん、シカさん、開けてください。狩人が私を殺しにきます。

鹿:「さあさあどうぞお入り。私の手を取りなさい。」

 

 

シカに助けを乞ううさぎが必死すぎる。狩られる側の目線ってこんなに怖いんだね。 

 

日本でも最近、狩猟者に誤射されて亡くなった方の痛ましいニュースがありましたが、フランスでも毎年たくさんの人が誤射で命を落としています。

狩猟者の腕いかんで森にいる一般人の人の命の采配が決まるて怖いですよね。どこから危険ゾーンになってるかもわかりにくいですし。

 

私の義両親の家がめっちゃ山奥にあるんですけど、毎年このシーズンに遊びに行くと遠目でも狩猟者の方が着るオレンジ色のベストがチラチラ森の陰から見えて超絶怖い。

  

 

その③ 「今から行くぞ」狼を刺激した子どもたちの末路は・・?Promenons-nous dans les bois(プロムノン・ヌ・ダン・レ・ボワ)


Promenons-nous dans les Bois

【歌詞と訳】

Promenons-nous dans les bois Pendant que le loup n'y est pas Si le loup y était Il nous mangerait Mais comme il n'y est pas Il nous mangera pas

-Loup y es-tu ? Que fais-tu ? Entends-tu ?

- Je mets ma chemise

- Je mets ma culotte

- Je mets mes chaussettes

- Je mets ma veste, Je mets mes bottes, Je mets mon chapeau, Je mets mes lunettes, Je prends mon fusil, j'arrive !

-Vite ! Vite ! Sauvons-nous ! Sauvons-nous ! Vite ! Vite !

 

森を歩こう。もしオオカミがいるなら私たちを食べるだろう。もしオオカミがいないなら私たちは食べられないだろう。

 

子ども:「オオカミさん、いますか?何してる?聞こえてる?」

狼:「今シャツを着ているよ。」

子ども:「オオカミさん、いますか?何してる?聞こえてる?」

狼:「今パンツを履いているよ」

子ども:「オオカミさん、いますか?何してる?聞こえてる?」

狼:「今コートを着ている、ブーツを履いている、帽子をかぶって、眼鏡をかけている。銃を持って・・・」

「今から行くぞ」

 

子ども:「早く!早く!逃げろ!」

 

 

もう怖すぎるこのやり取り。さっき狩猟者のことを書いたから余計に。

狼がパンツ履いてるあたりで逃げとったらよかったのに。

しかもオオカミさん銃所持。獲物に喰らいつくとかじゃなくて、銃で狩猟するハンター側なのね。

 

その③ 繰り返すルフランが徐々に精神を侵食する。Pirouette,Cacahuète(ピルエット、カカオエット)


Pirouette, Cacahuète

 【歌詞と訳】

Il était un petit homme Pirouette, cacahuète

Il était un petit homme Qui avait une drôle de maison Qui avait une drôle de maison...

 

歌詞1番:これはあるおじさんのお話。おじさんはおかしな家に住んでいる。逆さまのピーナッツ。

 

歌詞2番:おじさんの家はダンボールでできている。そして階段は紙でできている。逆さまのピーナッツ。

 

歌詞3番:もしあなたが紙の階段に登ろうとしたら、つまづいて鼻を打ち付けてしまう。逆さまのピーナッツ。

 

歌詞4番:ある日郵便屋さんがやってきて、紙でできている階段を登った。鼻を打ち付けた。逆さまのピーナッツ。

 

 

 

逆さまのピーナッツってなんだよ!!?

しかもこの調子でとりとめもない歌詞が8番まで続く。最終的に郵便局員は打ち付けた鼻を金色の紐で結び、その紐が取れて鼻が空まで飛んでいって飛行機とニアミスします。

 

どうですか、これ?

ボンヤリとした歌詞の中に若干のサイコを感じませんか?

  

郵便局員のもげた鼻が飛行機と交差するあたりなど、”風が吹くと桶屋が儲かる”ぐらい予想だにしない展開。

 滲み出るセンスがすごいですよね。

 

 

おまけ :揺れるゾウの歌。Un éléphant qui se balançait (アン・エレファン・キ・ス・バロンセ)


Un éléphant qui se balançait

 

【歌詞と訳】

Un éléphant qui se balançait Sur une toile toile toile, Toile d'araignée

Et qui trouvait ce jeu tellement amusant Que bientôt vint un deuxième éléphant.

 

歌詞1番:一匹の象がクモの巣に揺られて遊んでいると、二匹目の象がやってきた。

歌詞2番:二匹の象がクモの巣に揺られて遊んでいると、三匹目の象がやってきた。

 

一匹の象が二匹に、三匹に・・と増える数え歌です。最後の歌詞だけの部分が「突然どしんと落ちた」になりますが、歌詞1番目から「どしんと落ちた」に変わっているバージョンもあります。

 

 

ほうほう、象が蜘蛛の巣にねぇ。ひっかかったんですね?

「小さなクモの巣に大きな象が引っかかって遊ぶなんて、子どもが喜びそうな奇想天外な発想ね!?☆★♡」

とでも言えば満足ですか。

逆さまのピーナッツを聞いた後なのでゾウの歌がぜんぜん響かない。

しかしシャレオツな曲調は好きです。

 

本当は怖いフランスの童謡、いかがでしたか。私のブログでは毎度のことですが、独断と偏見でホラーな解釈をつけてみました。

2019年も張り切ってフランスのコミュ障生活情報雑な映画ネタバレをお送りしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

それではみなさま、よいお年を!!

【雑に完】 

 

 

 

▼私は持ってないDVDなんですが、子どもが楽しく外国語に触れられそうですよね。一応貼っておきます。

マルチリンガルキッズ かずとじかん [DVD]

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▼なんならもうyoutubeでいいよね?一曲目から逆さまのピーナッツが聴けます。買わなくてもすぐ聞ける世の中っていいなあ。


Pirouette, Cacahuète et 1h de Comptines pour Bébés