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【ただただ悲しい】パリのノートルダム大聖堂が大炎上している

パリのノートルダム大聖堂が火災に見舞われた

パリのノートルダム大聖堂が炎上

パリのノートルダム大聖堂で出火。


こんにちは。フランスで子育てしているミロです。

 

フランスで最も有名な観光名所のひとつ、パリのノートルダム大聖堂が今月15日の夜から出火し、尖塔が滑落するほどの大火災に見舞われています。

 

現地ニュースによれば、現地で消火活動に当たっている消防隊の最大消火範囲は30メートル。一方、大聖堂を燃やす炎は90メートルの高さまで広がっており、消火活動は難航を極めている模様。

 

ノートルダム大聖堂は12世紀に建築が開始されたユネスコの世界文化遺産であり、毎年多くの観光客が訪れています。今回の火災が起きる前、寺院では改修工事が行われていたということです。

 

▼現地のニュースから。


EN DIRECT - La cathédrale Notre-Dame de Paris est en feu

 


Notre Dame Cathedral in Paris on fire, live stream

 

このニュースを見て、山火事の時に出動するような航空機での空中消火をなぜしないのだろう?と考えた。

しかし現地の消防隊によると、空中消火はその衝撃から建物に甚大なダメージを与える可能性があり、最善の策ではないとのこと。

 

大聖堂の壁がほんの一部分崩れ落ちるだけでも、周辺の壁が倒壊の連鎖を起こす危険性がある。地上からの繊細な消火活動を続けるしかないようです。

 

意外なようだけど歴史的建造物にとって最大の天敵は水です。水が石の壁に侵食すれば、壁は確実にもろくなっていき、倒壊の可能性がぐっと高まる。

 

また、石造りの大聖堂は火に強いイメージがありますが、尖塔の下は木造建築です。これほどまでに甚大な被害が出た原因は、木造部分の周辺から出火して瞬く間に火が燃え広がった可能性が考えられます。

 

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難航を極めるパリのノートルダム寺院の消火活動。

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修繕工事が出火の原因に関係しているのではとの声もありますが、歴史的な建造物の修復では建物内に火を持ち込まないことはもちろん、セキュリティも徹底しています。

火災が起きるとは考えにくいです。

そこで出火は人為的なもの、犯罪の側面から起きたという見方もあるようですが、まだ原因は解明されていません。

 

現地に駆けつけたマクロン大統領。

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ニュースで燃え続けるノートルダム大聖堂を見て思うのは、ただただ「悲しい」でした。もう心が痛い。

 

建築完成までの200年もの間に受け継がれてきた様々な技術、建築士や職人、大聖堂に携わる全ての人たちの想いと歴史が詰まったまさに命の遺産が、たった一夜の炎で無残にも塵と灰になってしまうことを思うと、やりきれない思いが残る。

 

火災が起きたのは幸いにも閉館後だったので観光客への人的被害はなかったようですが、大怪我をした消防隊員もいるとのこと。一日も早い回復を願うと同時に、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。

そして、大聖堂内の美しい絵画や圧巻のばら窓の被害も心配です。

 

被害が最小限に済むことを祈っています。

火災現場を見つめるパリ市民。ただただ悲しい。