ジャパニマフランス

フランスプチ引きこもり生活ブログ。時々映画レビューも。

帝都物語【パッケージがめっちゃ気になる映画。難しそう・・と思って観たら案の定難しかった】

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1988年/日本 135分
原作:荒俣宏
監督:実相寺昭雄
脚本:林海象
出演者:平幹二朗/ 勝新太郎/ 大滝秀治/ 嶋田久作/ 坂東玉三郎/ 姿春香/ 高橋幸二/ 中村嘉葎雄/ 石田純一/ 佐野史郎/ 中川比佐子/ 原田美枝子/ 島田正吾/ 峰岸徹/ 寺田農/ 宍戸錠/ 山本晴美/ いとうせいこう/ 西村晃

予告編音量注意!冒頭少女がギャーッ!!て叫びます。


帝都物語 予告 - YouTube

 【以下雑な感想とあらすじです。ネタバレしてるので気をつけて読んでね!!】

 

一行で表現すると、”大正ロマン風の詰め込みすぎたオカルトバトル”ってかんじです。

正直・・・意味不明な映画でした・・・。原作を読んでいないので予備知識ゼロで観てしまったせいなんですが、完全に置いてきぼりになりました。

しょっちゅう場面がぶった切られる+コロコロとシーンが変わるので、状況が把握できなかったです。

 

冒頭、陰陽師の平井保昌(平幹二朗)は、帝国軍人の加藤保憲(嶋田久作)により帝都に張り巡らされた結界が破られ、平将門が復活させられることを予言します。

場面が変わり縁日に来ていた辰宮洋一郎(石田純一)、その妹・由佳里(姿春香)、辰宮の友人・鳴滝(佐野史郎)は、突如現れた加藤とそれを迎え撃つ陰陽師達の呪詛合戦に巻き込まれます。

 圧倒的な加藤の力に陰陽師側の健闘むなしく、由佳里は連れ去られてしまいます。加藤は彼女を依り代にし、現代に平将門を蘇らせようとしていたのです。

このシーンまでに式神がたくさん出てきたり、退魔戦が始まったりでおお〜なんかカッコイイ!とワクテカしてきます。

 連れ去られた由佳里は無事保護されますが、森鴎外(中村 嘉葎雄)の見守る中、突如悶絶しながら口から蟲を吐きます。

【↓!虫注意!腹中虫というらしいです。うおお・・なんかリアル!】

どーん!!

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その後、陰陽師の平井は、加藤による帝都アタックの日を自身の切腹によって占います。この占い方法じゃなくても良くない!?占いの結果は「辰年」だそうです。(しかも切腹中に普通に加藤が現れて教えてくれるっていうサプライズ付き)

 場面は変わり、突如吹いたかまいたちで怪我をする少女。このシーンでなぜか丸尾末広氏の「犬神博士」を思い出しました。

犬神博士

犬神博士

 

【↑本文に関係ないけどこの漫画めっちゃ面白いですよ・・。】 

 

この少女こそが10年前、由佳里が加藤に連れ去られたあと身ごもった子どもだったのです。

て言うかえっ!?いつのまに10年経ってたんだろう?

たしかに序盤で加藤(の腕)が由佳里のからだを這うシーンはありましたが、あれで身ごもっちゃったんだ?時間の進み方もなんかおかしいので、いきなりハイ!10年経ちましたよ!って言われたような異様な感じでした。

辰宮の友人・鳴滝が、好きだった由佳里を身ごもらせた加藤に怒りを燃やしていると、瞬間移動みたいにして加藤が登場。ひるむ鳴滝をナイフで刺すんですが、手動か〜い!式神とか呪術で殺すんちゃうんか!!とツッコもうとしたら龍が現れて、加藤が「平将門を眠りから呼び覚ませ!!」とか言いながら高笑いを始めます。

あかん・・ちょっと待って!ついていかれへん。

そして龍がよしきたとばかりに目覚め、帝都は大地震に襲われパニックになります。火災が発生し逃げ惑う人々。ちょっと待ってって言うてるやろお!!

【↓こういう風呂敷を持って逃げる人がちらほら・・時代ですなあ・・。】

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ゼーレみたいなところで一人壊れた帝都の模型を見つめる渋沢(勝新太郎)。東京は大地震により破壊されたが、また誰かが新たな東京を創っていくだろうとつぶやきます。

強い力を持つ巫女で辰宮の妻・恵子(原田美枝子)の前に現れた、風水師・黒田(桂三枝)。黒田いわく、二宮金次郎の力を借りて地脈を辿り、再び地龍を起こそうとしている者を探るとのこと。彼の後ろには掘り返された土、シャベルとそこに置かれている二宮金次郎の像・・。これは・・突っ込んだら負けな雰囲気・・。

 

そのころ、工事のため掘り進んだ地下道で加藤の式神に襲われる工事関係者たち。対抗策として用意したのは、人造ロボットの學天則!(なんかしらんけどカッコイイ!)。【↓画像荒いけど學天則。プレートの♂♀マークが可愛い。

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辰宮は妻の恵子、妹の由佳里とその娘・雪子と銀座で待ち合わせ中、加藤を発見。あっさり雪子を奪われてしまいます。加藤の目的は、雪子の体を依り代に再び平将門を復活させること。辰宮(石田純一)全身白スーツって・・!!(;´д`)スゲエ

雪子を取り返そうと加藤を追いつめ、呪文を唱える恵子。呪文を唱え終わるとなぜかずぶ濡れで雨の中に佇んでいました。(えっ?何か起こるんじゃないの?)

 

雪子を救い出し加藤との決着をつけるため、恵子は白馬にまたがり、長刀を持って最後の決戦に向かいます。

クライマックス、加藤の式の妨害があるも普通に工事作業を進行していた學天則が動かなくなったため、式を巻き込んで自爆します。壊れた學天則の顔をなでる生みの親・西村(西村晃)が切ない・・。

恵子は加藤との最終決戦で勝利するも行方不明に。そしてなぜか急に辰宮(石田純一)がめっちゃ老け顔になって、平将門の魂を鎮めるため

将門よ!私のからだを使え〜!と叫んだので私もちょっと泣きそうになりました。

 さらにブラコンの由佳里が「お兄様!!」と辰宮(石田純一)にかけより、二人で抱き合って平将門の怨霊とともに岩石に封じ込められ昇天。・・かと思ったら生きてた!!加藤の魔の手から救い出された雪子が、倒れている二人を「お父様、お母様」と呼ぶんですが・・えっ?

ここへ来て近親相姦暴露て!!原作ではむしろ辰宮(兄)がシスコン気味だそうですが、この映画の辰宮からはシスコン臭が全く伝わって来なかったので突然の展開にびっくりしました。〈おわり〉

帝都物語 [DVD]

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 【↑もしご興味がおありなら・・観てみる価値あり】

帝都物語〈第壱番〉 (角川文庫)

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 【↑小説版です。めちゃくちゃ面白いんだって・・私も読んでみようかな・・。】

犬神博士

犬神博士

 

 【↑何回もすいません、本当にめっちゃ面白い漫画なんです。式神とか呪詛合戦とか好きな方は買って後悔無し!私はこの漫画にハマって丸尾氏の漫画買いまくりました。】