ジャパニマフランス

フランスプチ引きこもり生活ブログ。時々映画レビューも。

映画「ビジター Q 」ネタバレ感想【こんな家族は嫌だ】

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 84分/2001年/日本

監督:三池崇史
脚本:江良至
製作:斎藤晃/遠藤久典
出演者:遠藤憲一/内田春菊/渡辺一志/中原翔子/不二子

【あらすじ】

援助交際で食いつなぐ家出娘、いじめられっこで家庭内暴力を繰り返す息子、息子の家庭内暴力に怯えながらも薬物中毒で売春する妻、再び前職に返り咲くため息子のいじめの現場を生中継しようとする父。壊れた家族に突如現れた謎の男の正体は・・?

【予告編です】


【映画】 ビジターQ - YouTube

【以下雑なあらすじと感想。ネタバレしているので気をつけてね!】

 

ラブホテルで援交する女子高生とお相手のオジサン・山崎(遠藤憲一)。淡々と行為は進むんですがこの二人、どうやら実の親子であることが会話から伺えます。行為のあと娘に「早漏!」と罵られる父・・。あげく支払いのとき”早漏は10万”とか言われちゃう。大人しく払う山崎が切ないです。

その後の山崎、謎の男(渡辺一志)に石で頭を殴られたり、家では息子が妻(内田春菊)に暴力を振るっていたり、その息子は学校で過激ないじめを受けていたりとひどい私生活です。いじめっ子たちが山崎家にロケット花火を発射して面白がっている。警察呼ぼうよ・・。

奥さん可哀想だなと思っていると、おもむろに注射を取り出しおクスリでスッキリしてしまいます。売春してまで麻薬代を稼ぐ妻。漂う”登場人物全員に共感できない感”がスゴイ。

帰宅途中の山崎、よく注意していたにも関わらず同じ男にまたも頭を殴られます。そしてなぜかその男が家に上がり込み、家に居着いてしまうのです。

山崎家の崩壊の原因が収められた一本のビデオ。テレビキャスターだった山崎が、インタビューした不良少年たちにマイクでおしりを犯されてしまう悲しすぎる内容が収められています。しかもどういうわけかこの映像がテレビで流れちゃったっていうね。生放送だったのか?ビデオを見ながら涙目で笑いがもれる山崎。

ところであらすじとは全然関係ないんですが、謎の男役の渡辺一志さんと松山ケンイチさんの雰囲気が似ていると思うのは私だけでしょうか?

【↓渡辺一志さん】

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 【↓松山ケンイチさん】

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 家族全員が最悪な環の中で少しずつ狂ってしまった感じです。

そしてここで問題の搾乳シーンですよ。山崎がいない昼間、妻が謎の男に乳をもまれてると思ったら母乳が出てくるんです。まさか本物の母乳じゃないよな〜とガン見してしまいました。当時出産後だった内田春菊さんの本物の母乳だそうです。( ・∀・;)スゲエ

そんでなんか色々あった後に、山崎は元同僚の女性をレイプしようとして殺してしまいます。えっ?ナンデ?

息子がいじめにあって何を感じたかと言うと、悲しみとかではなくてあそこが感じてしまったんです、とかあほなことを言いながら自分自身をリポートし始める山崎。おもむろに死姦を開始しますが、次の瞬間には死体が脱糞したことに腹を立てる。
ほんと、なんなんですかね?どんどんカオスな展開になっていきます。

山崎のチ○コが死体の死後硬直により抜けなくなってしまうと言うハプニングを経て、最終的に山崎と妻は心が通じ合います。

ここで山崎夫妻、息子をいじめていたクラスメイトたちを「祭りだ!」とか言いながらコミカルに血祭りにあげていくことも忘れない。

全編を通して流れる沖縄民謡風の緩やかな音楽が、映画の内容とは対照的に平和です。家族の絆ってどんな形でも成し得るのかなと一応納得した気になりました。家族の絆を取り戻した山崎家にとって、謎の訪問者は悪魔か天使、どちらの存在だったのでしょうか。

世には漫画家と俳優を兼業する方もいますが、全裸で映画に出演し母乳飛ばしを披露したのは内田春菊さんだけではないでしょうか。このハードルを飛び越える猛者はそうそう現れないでしょう。
いちおうハッピーエンドなのでおすすめです。

 【↓載せといて何ですが買わなくていいと思います。とりあえず借りてみてご自身に合う映画かどうか要確認ですよ☆】

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