1996年 日本映画/ 99分
監督:三池崇史
原作:谷村ひとし
製作:山地浩
出演者:谷原章介(不動力)/ 竹内力/ 高野拳磁/ 峰岸徹(不動巌)/ 野本美穂
音楽:石川忠
【あらすじ】
九州の仁王会と関西の夜叉組の抗争を軸に親子間の壮絶な戦いを描いたバイオレンス・スプラッター映画。R-18指定。
DVDパッケージの竹内力は出演時間5分ぐらいです(しかもトータルで)。
【予告編】
FUDOH: THE NEW GENERATION (1996) Japanese trailer for Takashi Miike's modern yakuza masterpiece
クール便で人体の一部が送りつけられてくるっていうアイデアはこの映画が元ネタなんでしょうか。
本作では生首が届きますが、漫画「多重人格探偵サイコ」では四股のない女性がポカリスエット的なものに浸かって送られてきてましたね。
映画冒頭、九州仁王会の情報屋が関西夜叉組のころし屋にハチの巣にされる。その報復のため、仁王会・不動組組長である不動巌の息子が夜叉組のころし屋をサツ害。
夜叉組の能間(竹内力)の元へ生首を送ります。
しかし仁王会の幹部連中は夜叉組の報復戦争を恐れていました。
そこで不動巌(峰岸徹)は、夜叉組と手打ちをするために実の息子の首をはねてしまう。
実兄がコロされる様を見ていた力(リキ / 谷原章介)は、いつしか高校生になっていました。ヤ○ザという言葉が似合わない爽やかな優男です。
▲ものすごい美少年。
九州のヤ○ザ界を一つにするため、密かにアサシン軍団を結成していたリキ。
ターゲットは夜叉組の幹部達だけではありません。仁王会の不廃部分である長老と近親そう姦気味なその息子をも暗サツしていきます。
【↓以下は力のアサシン軍団及び仲間達です】
▼女子高生アサシンの童子:スタンド店員やお祭り女子に扮して夜叉組幹部を殺害。
・女子高生アサシンのミカ:ストリ○プ小屋で曲芸している。局部に吹き矢を装着し、膣の噴射力で針を飛ばす膣吹き矢(すいません今名付けました)の使い手。
膣ってそんなことできませんよね。
しかも映画後半でいきなり両性具有キャラになります。
▼転校生の愛染(あいぞめ):どうみても成人したプロレスラーなんですが、この人はバイクと共に爆死したかと思いきや最後にサイボーグ藍染になって復活します。
▲どう見てもプロレスラーでしかも高校生じゃない。
▼女教師:無駄にセクシーなうえ極小のスカートからお尻が見えている。さらに無意味にポロリします。ミカとの百合シーンもあり。
▼小学生のアサシン軍団。生首をサッカーボール代わりにして遊ぶ。
暗サツが順調に進む中、父・不動巌と夜叉組の能間が手を組んでいたことを知るリキ。
リキから反乱因子を感じ取った巌は、彼の抹サツをある男に命じます。
その男こそ、リキの腹違いの兄・元韓国陸軍工作員のゴンでした。
この人が日本の食堂でキムチを食べて突如
「これがキムチかぁーっっ!!」とか言って怒り出すんですよ。
そして厨房に乗り込んで準備してある日本風キムチをメチャクチャにする。
その後どうやったんだか教師になりすましてリキの高校に潜入し、校内で歩きながらやはりキムチを食べます。
ゴンによって、リキの仲間は次々とコロされていきます。女子高生アサシンコンビは校舎から突き落とされたり、硫酸をかけられたりとひどい目にあう。
そしてついにリキがゴンに追い詰められます。ゴンの攻撃を受けたリキが、コントみたいに壁をぶち破って吹っとぶ。でも二人すごいシリアスなんですよ・・。
ゴンは元プロボクサーの新妻聡さんが演じられてるんですけど、めっちゃ強い。戦闘での身のこなしも実に自然で、絶対対峙したくないタイプの人です。
本当のころし屋か?と疑りました。
▲新妻聡さん演じるゴン。
あわやリキがコロされかけたところで、 セクシー女教師:もとい極道の女組長がゴンを銃撃。リキは命を助けられます。
ところで和彫りの針ってあんな形なんですね・・・。
リキが自分で刺青を入れるシーンがあるんですが、針がなんか怖かったです。
ついに実父の不動巌と対決するリキ。寝首をかかれぬよう首の周りにシャキーン!!てでてくる鋼鉄の機械?を装着し、父を倒します。
▲シャキーン!!
最後は ”オールバックの後ろ髪をロングまで伸ばしてきれいに切りそろえたヘアスタイル” の能間(竹内力)と対峙したところでEND。
人がいっぱい死にますし、コロし方も首チョンパ・硫酸・マシンガン・日本刀とバラエティに富んでいます。
個人的には残虐なシーンや「あ痛たたたた!!」というシーンがなかったので最後まで楽しんで観ることができました。
【↓このシリーズ3まで出てるんですね。】
【↓漫画版です。】
【↓1巻の第一話目で四股のない女性が送られてきます。綺麗な画なのでグロさなし。】
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