韓国発のホラー映画、コンジアムのネタバレ感想です。
ポルターガイストが欧米寄りの演出なので、そんなに怖くないかもしれません。
未鑑賞の方は、先に本編を鑑賞してから読んでくださいね。
▼以下は雑なネタバレです。
前半は”旧あいのり”みたいなノリで七人の男女がキャッキャしながらコンジアム精神病院へ行くシーン。動画サイトでの配信が目的で集まった若者たちです。
この辺りが長いのですが、若者たちの寸劇を一時間ぐらいがまんするとようやくコンジアム精神病院に到着します。
一行は巡回の警察に見つからないよう山中でテントを貼り、夜を待ってからコンジアムへ向けて出発。道中でなぜか女性用のパンツを見つけ、目印にと木にくくりつける。
配信者の男性は、一人でテントに残って実況します。
病院内に入った一行。聖水を置いて、カメラをスタンバイします。
院長室で発見した写真が不気味すぎる。集合写真なんですが、院長以外全員バラバラの方を向いているんですよ。
こういうのって地味に怖いよね。
恨みつらみの表情をした霊体が写り込んでいる方が逆に怖くないというか。
天井から髪の毛とか、鶏の死骸とかが落ちて来て観ているこっちがびっくりする。ジャンプスケア系です。
診療記録は韓国語でチンリョウキロって言うんだね!三階でも鳥が何羽か死んでいるのですが、それを見てビビり散らかす撮影班の男性。
あと、この男性とペアで三階を任された女性が、怖がる男性を完全に弄ぶんですよ。
たぶん撮影前に嫌なイジリを受けたことへの復讐なんでしょうけど、二人は険悪なまましばらく病院内を探検します。
この後、テントで待機している配信者と病院内を撮影している二名がグルで、それ以外の参加者をわざと驚かせて撮影していたことがわかります。
しかし次第に、配信者のテント内で停電などの異変が起こり始めます。腕を何物かに引っ張られたり、マフラーがふわふわと浮いたり、本物の心霊現象が起き始めるのです。
一方、コンジアム病院にいた参加者たちにも本物の心霊現象が襲いかかります。
ポルターガイストが起きて、鼻叫喚の様相を呈する現場。俳優さん達がめっちゃ叫ぶので見ている方は意外と平静になれます。
悪霊に取り憑かれた参加者の女性が黒目がちになって高速で囁き出す怖いよぅ。
参加者の女性がなぜか安藤美姫さんに見えてくるし、もはやテントの中は魔窟と化しているし、裸で傷だらけの人がチラチラと視界に入ろうとして来るしで、ラストシーンまで勢いで畳み掛けてきます。
だれかが隙あらば目隠ししようとしてくる〜
目隠しされるとされた側が黒目がちになって高速囁きの刑に処せられるよ!
ラストシーンは配信者が後ろから来た幽霊に捕まり、配信が停止してENDです。
▼とにかく前半の長い男女の青春シーンを乗り越えれば、恐怖シーンが待っています!