2016年最初にネタバレする映画は「食人族」です。
監督 ルッジェロ・デオダート
脚本 ジャンフランコ・クレリチ
製作 ジョヴァンニ・マッシーニ/ F・D・チネマトグラフィカ
音楽 リズ・オルトラーニ
撮影 セルジオ・ドフィッツィ
公開 1980年イタリア/ 95分
【あらすじ】
アマゾンで消息を絶った4人の若者たち。彼らの残したビデオテープを回収したモンロー教授は、ジャングルで起こったおぞましい事実と若者たちの衝撃的な最期を目撃する。ジャンルはモンド映画。
【以下雑なあらすじとネタバレです。ぜひ映画を観てから読んでね!】
4人の若い探検家がアマゾンの秘境へ行き、そこではっちゃけすぎて現地人を無駄に脅かしたり、現地の女性に乱暴したり、悪行を重ねた結果食料にされるお話です。
行方不明になった4人の若者を探すため、アマゾンの奥地を訪ねたモンロー教授。案内役の青年がフルチ○になったのが功を奏したのか、アマゾンに住む原住民とのコンタクトに成功します。この青年が普通にその辺の小動物を食べたりする。(・∀・;)<寄生虫とか大丈夫なのかな?
【↑アマゾンの奥地で消えた4人を探すモンロー教授一行。こんな池マジで入りたくない。】
ドキドキで原住民に接触→歓迎ムードで迎えられホッとしたのもつかの間、宴の場で勧められる謎の飲み物・・。乳放り出しスタイルの原住民中年女性が口に含んでゲロリンチョと器に戻した液体を勧められます。粘り気がすごくて、飲み物なのかすら怪しい。
ビーチでは、裸で水浴びするモンロー教授の周りを囲む素っ裸の現地女性たち。
教授のチ○コをぷる〜んて触る子もいますが、謎のハーレムでくつろげない。若者たちが残したフィルムをなんとか回収するも、ここまでが長いです。
合間合間に教授とテレビ局関係者のやり取りが入るので、食 人族登場までが長く感じます。
ビデオにはアマゾンに行く前の4人が映っています。面子は男性三人に女性一人。この女子が男性の前で裸になっても気にしない。亀を平気で食べるし、仲間の一人が足切 断の憂き目にあってもわりと平然としてます。
極めつけはアマゾンの原住民がいる前で彼氏と性 行為する。
一見クールなサバサバ系女性ですが、巨大グモには「ゔおおおお」みたいな野太い声で怖がるんですよ。ちょっと笑えます。
金髪のアホっぽい男は現地人の村に火をつけて怖がらせたり、現地人女性をレ○プしたりする愉快犯的な鬼 畜です。
この人は最終的に解体され食べられます。( ´_ゝ`)フーン
あとの二人はあまり印象にないんですが、一人は金髪と一緒になって現地女性に乱暴したり、亀の甲羅を剥がして気持ち悪くなって吐いたりする。
グループ内のサバサバ女子とカップルなのにも関わらず現地女性をレ○プする鬼畜・・。この人もじわじわと現地住民に追い詰められ、狩られていきます。
他にも現地住民の毒の吹き矢かなんかが足に当たって足切 断する→からの死みたいな、無駄に痛い思いをさせられる人が出てきます。
小山ゆう先生の漫画「あずみ」でもありましたよね、忍者の毒の刃で足を怪我したあずみの仲間(あまぎだったかな?)が、滅茶苦茶痛い思いして足切 断したのに翌日死亡、っていうのが。
【↑たぶん2巻だったような。足切断されちゃう仲間のシーン・・。】
金髪たちに乱暴された現地人女性はなぜか串刺しで処 刑されるし、同族に砂浜で股間を棒?みたいな太いものでガズガス突かれてコロされる現地女性もいます。
特に説明がないので、憶測で理由を探るしかない。
ちなみに串刺し処刑の撮り方:太い丸太にマッパの女性を座らせ、口に太い丸太型のものを咥えさせ、あたかも串刺しのように見せているそうです。
私的に怖かったのは、グループ内の女性が現地人に捕まって食べられる前に集団でレ○プされるシーンです。両足をあらん限り引っ張られる状態で乱暴される様子が怖すぎた 。
問題のカニ バリズムシーンは人が多すぎてよくわからない上に、♪「ぽぽ〜んぽぽぽ〜ん」♪みたいな楽しい音楽が挿入されるのであまり怖くないです。
【↑序盤、歯型だけで誰の頭蓋骨かわかってしまうスゴ腕のガイドが登場します。】
ニューヨークの空は晴れ晴れとして、先ほどの地獄絵図が嘘のよう。本当のケダモノはどちらなのか・・モンロー教授のつぶやきが心に残る名作でした。
映画のタイトルからしてカニ バリズムの描写があるし、グロいのではないか・・とドキドキしながら観ました。が、耐えられる感じでした。( ´ ∀ ` ; )食
人の描写より亀とか生き物をコロすシーンの方がきつかったです。
【↑アマゾンで売ってないのかな?食人族のDVD・・・。】
【↑たぶんサントラです。間違ってたらごめんなさい。】