HORROR EYES : 怖い映画と怖い小説レビュー

ホラー映画、ホラー小説レビューがメイン。時々フランス生活も綴っています。

【本当の魔女は誰?】ホラー映画「vvich ウィッチ」ネタバレと感想

 

 

ひたすら美しいアーニャを愛でよう!



2015年アメリカ映画(93分)

監督・脚本/ ロバート・エガース

制作/ ジョイ・ヴァン・ホイ

出演者/  アニャ・テイラー・ジョイ / ラルフ・アイネソン/ ケイト・ディッキー

 

 

魔女モノと見せかけた家庭崩壊の映画キター!

 

家庭崩壊がテーマの作品は、だいたい家族の中から可哀想なスケープゴートが出てきます。

なので観ていて居たたまれなくなる。

 

【▼ あらすじ】

1630年のニューイングランド。

不毛の土地に引っ越してきた、敬虔なクリスチャンの夫婦と5人の子供たち。ある日、一番下の弟・サムが行方不明になる。深い悲しみ、暗澹(あんたん)とした生活の中、次第に家族は一家の長女・トマシンが魔女ではないかとの疑いを抱く・・。

 

【▼ 予告編です】

www.youtube.com

 

ラストシーンはある意味救われるっていうかカタルシスがあるので、個人的におすすめの映画です。

 

 

▼ 以下は盛大にネタバレしているよ!未鑑賞の方は気をつけてね。】

 

 

教会を追放され、荒れ地に居を移すことになったクリスチャンの一家。

 

どこかのコミュニティーに所属していないと異端者扱いになる時代に、教会を追放された家族って、両親相当なクセつよだなって思いますよね。

 

長女のトマシンが一番下の弟をあやしている。いないいないばあをしていたら突然弟が失踪した!

めっちゃ怖い。

 

ついに弟は戻って来ませんでした。母は寝込み、トマシンに辛く当たるようになります。

 

閉鎖された暗い土地で、一家だけでの生活。

厳しい冬を越すための食料はわずか・・。

もう、書いているだけで気が滅入る〜。

 

双子の幼い妹と弟がクッソ腹たつんだよなぁ。長女(トマシン)の言うことを全く聞かず、ちょっとバカにしてくる。

 

長男のケイレブは多少しっかりしているものの、トマシンの体に興味深々・・。

 

ここの家庭は父もおかしいんだけど、母も同じぐらいダメだから、ますます生活に暗雲が立ち込めてくる。

 

大雨の夜、森に入るトマシンとケイレブ。帰って来たのはトマシンだけ・・。

ケイレブは魔女の家を発見し、中から出てきたセクシー魔女に手篭めにされます。(実際はおばあちゃん魔女なんだけどね。良い夢見ろよ、ケイレブ・・。

 

このおばあちゃん魔女が若返ったのは、おそらく、トマシンがいないいないばあをしていた弟をさらって、殺した血を浴びたからでしょうね。

 

ケイレブは、雨の中全裸で帰ってきたかと思うとそのまま寝込み、最終的にクソデカボイスで「キリストに抱擁された!」と喜びながら息絶えました。

 

それを見た母は鬱が加速し、トマシンを憎悪するようになります。

 

双子の妹がクソガキぶりを発揮して、母にトマシンが魔女だ!と吹き込む。そして父と母は、トマシンを評議会へ連行しようとします。

 

今まで溜まっていた家族への不満が爆発したトマシン。

「作物も満足に作れず、狩りもできない!ケイレブが死んだのは父さんのせいだ!!」

 

なぜか父だけがめっちゃ責められます(笑)

トマシンの言葉に、ほとんどショック死しそうな父。

 

母親は、死んだはずのケイレブの幻視を魔女に見せられ、おかしくなってしまいます。

 

一晩のうちに飼っていたヤギたちが何者かに殺され、朝起きてきた父は黒ヤギに腹をつかれて死亡。

その惨状を見た母親は、怒り狂って長女を魔女と決めつけ、襲いかかります。

 

首を絞められ、必死に抵抗しているうち、母親を殺してしまうトマシン。

 

最終的にトマシンは、父を突き殺した黒ヤギのブラックフィリップと言葉を交わし、悪魔と契約をしてしまいます。

 

ラストシーン。

トマシンが全裸で森に入り、火の周りでサバトを行っている魔女たちに加わる。

 

空に、ふわふわと舞い上がりだす魔女たち。

それを見てゲラゲラと大爆笑するトマシン。自身もふわふわと浮上します。

 

最後はトマシンが楽しそうでよかった!(雑に完)

 

【▼ 父親が「明日はみんなで断食をして神の許しを乞う」的なことを言うんだけれども、ただ明日食べる物が無いからやろ?って思う。】

ウィッチ(字幕版)

ウィッチ(字幕版)

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