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フランス暮らしコミックエッセイと映画レビューがせめぎあっている

他人の結婚式でサプライズ妊娠報告するやつ何なん?inフランス

久しぶりの更新です。ミロです。フランスで生活しています。

 

某女性掲示板で【友人の結婚式でプロポーズはアリか無しか】

というトピックが立っていたのでふと思い出したのですが↓

 

girlschannel.net

 

私、自分の結婚式で

全然知らんやつが突然、そいつの彼女の妊娠発表してきたことがあります。

 

 

どういうことかと言うと、

私の結婚式のあと、披露宴を兼ねたガーデンパーティーをしていたのですが、

祝辞が終わって、乾杯をして、さあ食事をしようという時。

 

突然、遠方のテーブル席にいたカップルの男性が立ち上がって、

 

「この場を借りて皆さんに報告があります!実は、僕の彼女のお腹に、僕たちの可愛いベイビーがいます!!

 

って言ったんだよ。

 

私:え・・?(てか誰この人?)

 

 

いや、ベイビーができたことはいいことだよ?

しかしこの場を借りるなよ。

 

しかもこのカップル、私と夫になんも関係ない人たちだったんですよ。

誰が呼んだのか、なぜいるのかもわからなかった。(義両親の近所の人の孫らしい)(完全に他人)

 

人の結婚式で彼女の妊娠発表て、仮に仲良い友人だっとしても失礼だと思うんですけど、ましてや完全に知らん人たちなんですよ。

 

さらにその後、彼らの仲間から「おお〜!!おめでとう!!!」みたいな祝福の声が上がった。その人たちも知らん人たちだった。

 

のちにこのカップルは、入籍することなく破局したそうです。【完】

 

 

【雑にまとめに入ります】

 

・誰かもわからんカップルが私の結婚式で妊娠発表
・このカップルを呼んだ記憶がない
・祝福してる周囲も知らん人たち
・最終的にそのカップル破局

 

 

【ピンヘッド様が再び降臨!】ホラー・カルト映画 ヘルレイザー5 ゲートオブインフェルノ ネタバレ感想

ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ(原題:Hellraiser: Inferno)

アメリカ合衆国、2000年(99分)

監督:スコット・デリクソン

出演者:クレイグ・シェイファー / ダグ・ブラッドレイ

音楽:ウォルター・ワーゾワ

 

 

伝説のホラー・カルト映画、ヘルレイザー:ゲートオブインフェルノネタバレ感想です。 

 

今回の主人公・ジョーはなかなかのクズなので、ピンヘッドたちセノバイト↓に血祭りに挙げられても心が痛まない。

w.atwiki.jp

 

↓ 以下は主人公・ジョーのクズ設定だよ!

  1. 悪徳警察官。お薬(コカイン)をやっている。
  2. 高校生の時にアジア人のクラスメートをいじめていた。
  3. 被害者のお金を盗む。
  4. 妻子持ちなのに夜の街で娼婦を買う。

 

悪夢の家の中で、魔導士セノバイトのメンバー、ワイヤーツインズに捕まるジョー。

皮膚の中に手を入れられてなでなでされたりする。

絶対に痛そうなんだけど、なんとも言えない恍惚の表情をしています。なんならちょっと嬉しそう。

 

ワイヤーツインズと謎プレイをしていると、階段下から上半身だけのチャタラーが追いかけてくる。かと思ったらチャタラーじゃなくてトルソーなんだってね。

とにかくこのトルソーのビジュアルがとんでもないです。

 

【▼ワイヤーツインズに挟まれるジョー。なんか楽しそう。】

【▼階段下から上半身のみで上がってくるトルソー。こんなん来たら漏らす自信ある。】

 

家のどこかで助けを呼ぶ子どもの声が聞こえるが、見殺しにして自分だけ逃げようとするジョー。そこで魔導士ピンヘッド(DVDパッケージの人)に遭遇します。この映画では、”エンジニア”と呼ばれています。

 

ここまで全て悪夢を見ていたジョー。

ホッと胸を撫で下ろしますが、翌日、自分が買った娼婦が殺されたことを知り動揺する。

 

ジョーは殺された娼婦が自分と一緒にいた証拠を全て隠滅しようとし、さらに相棒の刑事・トニーの犯行に見せかます。

この時、犯行現場で子どもの指が見つかり、生きているときに切断されたものだと確定する。

 

コカインの入手先である情報屋を脅して”エンジニア”の情報を得ようとするジョー。しかしその後、情報屋が消息不明になります。

後日、ジョーは情報屋が何者かに拷問を受けているビデオを渡されます。

確実に魔導士たちの手がジョーに向かいつつあって怖い。

 

そうこうしているうちに、ジョーの年老いた父母までもが魔導士たちに拷問死させられ、さらに相棒のトニーとその妻子も犠牲になります。

 

ラストシーン。

かかりつけの精神科医がエンジニアの正体だと見破ったジョー。その途端、精神科医は魔導士ピンヘッドの姿になり、ジョーに「これはお前が作った地獄だ」と言い渡します。

他人を傷つけて、己の欲のまま生きてきたために、魂が死んだのだと。

 

魔導士により鉤爪で体中の皮を引き剥がされたところで、ジョーは悪夢から目覚めます。

 

全て夢だったんだとホッとしますが、すぐさま娼婦から電話がかかってきます。あの悪夢が再び繰り返される予感を感じ取り、ジョーは自殺を図ります。

 

しかし、ジョーは死んだ途端に、幼い頃の自分の部屋に戻っていました。

 

そう、悪夢の家の中で助けを求めていたのは他ならぬ幼少期の自分だったのです。

そこでようやくジョーは、ピンヘッドたち魔導士からは逃れられないことを悟るのでした。

 

【▼ヘルレイザーシリーズ中でも、こちらはサスペンス要素があって面白いよ!】

【▼ヘルレイザーシリーズ4作見たい方におすすめ。やっぱり初代ピンヘッド様は良き。

【▼うわああああ全部ポチってしまうううううぅううう!!!

 

【金持ちが略奪される!】スリラー映画 ニューオーダー ネタバレ感想【胸糞注意】

もしも不測の事態が起こって街が暴徒と略奪の地獄と化したら・・

2022年公開のメキシコ映画(86分)。

誰も幸せにならないし、精神が不安定な時に観ないほうがいい。

善良な市民が暴漢や悪徳役人にズタボロにされて殺される映画です。

最後は一部の悪い奴らも処刑されますが口封じ感が半端ないし、根底にある問題が何も解決されないまま終わります。

 

【▼以下は雑にネタバレしていますので、未鑑賞の方は気をつけてね!!】

 

メキシコの上流階級(超お金持ち)たちの結婚パーティーが開かれる。屋敷で働くボディーガードやメイドたちはみんな有色人種です。なので、有事の際は雇い主たちを簡単に裏切る。

メキシコでもやっぱり白人系が裕福なのかなと思わせる人種の構図です。

 

自分の母親とおしゃべりしながら普通にトイレを開け放っておしっこする娘(ハタチぐらい)。金持ちなんだけどなんか下品。

 

結婚パーティーは滞りなく行われるが、ゲストが空港で問題があってなかなか来られなかったり、キッチンの蛇口から緑色の水が出てきたりと不穏な空気が漂い始める。

 

そんな雰囲気の中、かつて屋敷で働いていた使用人のお爺さんが尋ねてきます。自分の妻が病気なので、病院に支払うお金が欲しいらしい。

お金持ち達は基本優しいので、いきなり門前払いとかしない。お爺さんに結構な額を渡して、帰るよう促します。

しかし「これでは足りない」としばらく引き下がらないお爺さん。

結局追い出されますが、主人公のマリアン(富豪の娘)はこっそり屋敷を抜け出し、お爺さんにお金を渡そうとします。

 

しかし街は阿鼻叫喚の地獄と化しており、さっそく暴徒たちに襲われるマリアン。そのころ屋敷には、大量のデモ市民たちが敷地に侵入していました。

ボディーガードは金持ち側ではないので、あまつさえ暴徒達を屋敷に引き入れる手伝いをする。なんて言うか、人間性がクソな人が多い。

 

デモ隊たちは屋敷内のゲストのお金持ちたちを制圧し、殺し、略奪していきます。

使用人たちは、ニタニタ笑いながら一緒に略奪行為をする身も心も貧しい奴らが屋敷をめちゃめちゃにする様に、だんだんしんどくなってきます。

 

街は暴徒によって略奪の悪夢へと変わり果てる。マリアンは使用人の青年と、彼の母親の家に逃れますが、兵士に見つかって連行されてしまいます。

拘束されたマリアンは、他の女性たちと一緒に兵士にレ○プされてしまう。

 

人間は秩序がなければ、野蛮な獣になり果てるという恐ろしい事実を突きつけられます。

 

一ヶ月が過ぎるころ、マリアンはボロボロになりながら身代金要求のビデオに出演させられていました。軍の施設内では恐ろしい拷問が行われ、人質達は日々命を脅かされています。

 

マリアンと婚約していた青年の母親は、もうマリアンのことを忘れろと言う。金持ちの非情な姑怖い。

マリアンの家族はマリアン救出のため、警察のコネを使うことにする。コネあるんだ!?なんでもっと早く使わなかったの?

 

同時に、マリアンの使用人の青年と母親も、この一ヶ月、マリアンを救うため働いていました。軍の兵士に、マリアンを助けたければ金を持ってくるように脅されていたのです。

 

度々兵士に金を渡すも、マリアンが解放される気配は一向にありません。そうこうしているうちにマリアン家族のコネが発動し、軍の長官がマリアンを発見します。

 

そして兵士たちがマリアンを拉致監禁し、さらに使用人に金を要求していたことがわかるのです。

 

部下達の不手際を知った長官は、口封じのため関わった部下を皆殺しにし、さらに全ての罪をマリアンの使用人親子になすりつけ、青年とその母親を処刑します。

マリアンや他の人質達は一旦解放されますが、口封じのため解放先ですぐに殺されてしまいます。

 

誰も救われないし誰も幸せにならない。理不尽な映画です。

タラレバなんですが、もしマリアンが元使用人のお爺さんの家にお金を渡しに行かなければ、こんな最悪な結末にはならなかったんじゃないか・・と思ってしまう。

 

【▼本当に最悪な結末の映画なので、精神が健康な時の鑑賞をおすすめします!】

ニューオーダー(字幕版)

ニューオーダー(字幕版)

  • ナイアン・ゴンザレス・ノルビンド
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理不尽つながりで、櫛木理宇氏の小説・残酷依存症を思い出しました。

鬼畜によって善良な人々が尊厳を破壊された挙句、虫けらのように死に、その鬼畜たちも皆殺しになるのですが、無意味な残虐の連鎖に茫然自失します。

【▼櫛木理宇氏の監禁依存症。理不尽とサイコが合体しためちゃ怖小説です。】

 

 

 

 

【VR空間で霊に襲われる!】清水崇監督のホラー映画 忌怪島 ネタバレ感想

 

2023年 日本映画 (109分)

監督:清水崇

脚本:清水崇・いながききよたか

音楽:山下康介

出演者:西畑大吾(なにわ男子)/ 生駒里奈 /平岡祐太 /當真あみ /なだぎ武 /伊藤歩/山本美月

 

 

【雑なあらすじ】

南の孤島でVR(バーチャル・リアリティ)を研究しているチーム「シンセカイ」。彼らが開発しているシステムの中に、突然「赤い女」と呼ばれる謎のバグが現れる。

不可解な死の連鎖の中、彼らは無事に孤島を脱出できるのか・・?

 

【予告編です】


www.youtube.com

▼以下は雑なネタバレと感想です。先に映画を鑑賞してからネタバレを読んでね!】

 

村人に凄惨な暴行を受けズタボロになった若い女性が、海に浮かぶ鳥居にくくり付けられて溺死させられた挙句、悪霊化します。

 

この「着物をはだけさせてギャーギャー泣きながらお仕置きと称して何かにくくりつけられる女性」ってホラー映画に頻出する気がする。

しかも罪状は大したことないっていうか、だいたい冤罪です。

 

この映画にも村民(主に嫉妬に狂った村の女性達)により村八分にされて殺された女性の怨霊が出てきます。

怨霊パワーで主人公のオフィスが水浸しになったり、男性職員が海に入水して溺死したり、おじさまが霊に羽交い締めにされたりします。

 

まず前提としてこの映画は怖くないんですが、

この「昔、小さな寒村で村民からリンチを受けて殺された女性が怨霊になった」っていうシナリオがもう古い気がする。

 

本作はVR空間と霊の出現を絡めており、そこに新しい怖さを感じるものの、肝心の悪霊が怖くないのです。

村民によってリンチ殺害された可哀想な女性霊なので、怖いというより可哀想・・。になってしまう。

しかも着物でワーワーするので片乳が出そう。映画に集中できない。

 

怨霊化した女性がくくり付けられていた鳥居とVR空間が繋がっているので、霊が頻繁に床からコンニチワします。そしてオフィスの女性を床→海に引き摺り込んだりする。

 

床がなぜ海に繋がっているんだろう?とか細かいところはわからなかったんですけど、CGぽさが全面に出ていて怖さにのめり込めない〜。

 

さらに俳優陣の中にアイドルの方々がいるので、そんな悲惨な末路にならんやろうなと予想してまう。(そして実際悲惨なことにはならない)

 

これがもし無名の俳優さんでオリジナルビデオ版とかだったら多分、もっと予想だにしない悲惨な最期とかになりそう。

 

ラストは悪霊を異空間?に閉じ込めたものの、実は主人公たちが異空間から出られていないかった・・みたいな感じでENDです。

 

▼清水崇監督なので期待値が上がりすぎたかもしれない。

 

▼小説版があるんだね。映画でよく分からなかったところが解明できるかも・・?

 

【写真に写ったら殺しに来る】ホラー映画 ポラロイド ネタバレと感想

公開:2019年 アメリカ(88分)

監督・原作:ラース・クレヴバーグ

脚本:ブレア・バトラー

製作:ロイ・リー

出演者:キャスリン・プレスコット/ タイラー・ヤング/ サマンサ・ローガン

音楽:フィリップ・ギフィン

 

【あらすじ】

カメラ好きの女子高生が、掘り出し物の古いポラロイドカメラを手に入れる。さっそく幼馴染をカメラで撮影するが、その夜、彼は死亡してしまう。

呪われたカメラの怪異から、彼女は逃げ切ることができるのか?

リブート版チャイルド・プレイの監督、ノルウェー出身のラース・クレヴバーグが自身の短編ホラー映画をリメイクした、意欲作。

 

【予告編です】


www.youtube.com

 

ホラー映画「ポラロイド」のネタバレ感想です。

以下は雑にネタバレしているので、未鑑賞の方は気をつけてください。

 

このホラー映画は、正直に言って怖くないです。

以下がこの映画の”怖くないポイント”です。

【怖くないポイント 目次】

①怪異が怖くなイィい〜。

人間と目が合ったら一時停止になって、早送りスピードで襲ってくる怪異。ホラー映画「MAMA」にも出てきてたよね?

早送りで急接近してくる怪異ってあまり怖くない気がする。怖いと言うより、びっくりするよね。黒沢清監督の「回路」でゆっくりコンテンポラリーダンス踊りながら近づいてくる幽霊の方が怖かった。

 

②誰が怪異のターゲットになったのかわかりにくい。

怪異のターゲットになると、ポラロイド写真にボヤッとした影が写り込みます。そのボヤッとした影が怪異なんだよね。

それが自分の写真に写っていると、物理的に霊に殺害されます((;゚Д゚)ガクブル

 

リングとか呪怨は、霊に呪われると被写体が歪んで写真に映るよね。

明らかに!私!呪われている!!ってわかる。

怪異が写真に映り込むより、自分そのものが変な写り方する演出の方が怖いかも。

 

③透明の壁にヴンッて阻まれるぅー

呪いのカメラを破壊しようとすると、なんか透明の壁?にヴンッて阻まれて壊せない。そして主人公と同じクラスの陽キャたちが、死の写真の犠牲者になります。この陽キャたちは特に悪いことはしていないので、なんだか可哀想になってくる。

 

 

④呪いの死因が一律じゃない〜。死に方統一してくれー

被害者の死に方が統一されていないので、本当に呪いのせいで死亡したの!?ってなる。

わかりやすいのは、映画「リング」みたいな仰天死。もしくは、映画「ファイナルデスティネーション」のようなピタゴラスイッチ的回避不可能死がインパクトあって怖い。

 

死者が三人ぐらい出たあたりで、ようやく主人公が呪いのカメラで被害者を撮影したためだと判明する。しかも被害者は全員、クラスの陽キャ。監督は陽キャに恨みがあるとかではないよね?

 

⑤霊がふぁああおいぃ〜〜ッッみたいなティラノサウルスのあくびみたいな声で威嚇してくるからちょっとうるさい。

全く隠れる気のない霊。ちょっと笑いそうになるからやめて?

 

最後は熱湯シャワーで霊を撃退。写真は熱に弱いからだそう。

呪いの元凶である霊を撮影して(できるんだ!?)、その写真をくしゃくしゃに丸めたり焼いたりしているうちに滅したようです。

 

⑥主人公が霊を滅する瞬間にファックユーて言う。

ほんとにやめてほしいんだけど、彼らにとっては霊であろうと戦いの対象なんだよね。勝利宣言しないと満足できないのかな?

ついでに言うとそれは主人公に呪いのポラロイドで撮影されて、霊に殺された陽キャたちが主人公に向かって言うセリフやろ!?と思う。

 

⑦呪いの物品を海に捨てるのやめて〜

ポラロイドカメラを海に捨てるエンドやめろや!海に物捨てんな💢

 

 

▼なんだろう、見ても見なくてもどっちでもいいです!

ポラロイド(字幕版)

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▼ポラロイドカメラっていいよね。