ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ(原題:Hellraiser: Inferno)
アメリカ合衆国、2000年(99分)
監督:スコット・デリクソン
出演者:クレイグ・シェイファー / ダグ・ブラッドレイ
音楽:ウォルター・ワーゾワ
伝説のホラー・カルト映画、ヘルレイザー:ゲートオブインフェルノのネタバレ感想です。
今回の主人公・ジョーはなかなかのクズなので、ピンヘッドたちセノバイト↓に血祭りに挙げられても心が痛まない。
↓ 以下は主人公・ジョーのクズ設定だよ!
- 悪徳警察官。お薬(コカイン)をやっている。
- 高校生の時にアジア人のクラスメートをいじめていた。
- 被害者のお金を盗む。
- 妻子持ちなのに夜の街で娼婦を買う。
悪夢の家の中で、魔導士セノバイトのメンバー、ワイヤーツインズに捕まるジョー。
皮膚の中に手を入れられてなでなでされたりする。
絶対に痛そうなんだけど、なんとも言えない恍惚の表情をしています。なんならちょっと嬉しそう。
ワイヤーツインズと謎プレイをしていると、階段下から上半身だけのチャタラーが追いかけてくる。かと思ったらチャタラーじゃなくてトルソーなんだってね。
とにかくこのトルソーのビジュアルがとんでもないです。
【▼ワイヤーツインズに挟まれるジョー。なんか楽しそう。】
【▼階段下から上半身のみで上がってくるトルソー。こんなん来たら漏らす自信ある。】
家のどこかで助けを呼ぶ子どもの声が聞こえるが、見殺しにして自分だけ逃げようとするジョー。そこで魔導士ピンヘッド(DVDパッケージの人)に遭遇します。この映画では、”エンジニア”と呼ばれています。
ここまで全て悪夢を見ていたジョー。
ホッと胸を撫で下ろしますが、翌日、自分が買った娼婦が殺されたことを知り動揺する。
ジョーは殺された娼婦が自分と一緒にいた証拠を全て隠滅しようとし、さらに相棒の刑事・トニーの犯行に見せかます。
この時、犯行現場で子どもの指が見つかり、生きているときに切断されたものだと確定する。
コカインの入手先である情報屋を脅して”エンジニア”の情報を得ようとするジョー。しかしその後、情報屋が消息不明になります。
後日、ジョーは情報屋が何者かに拷問を受けているビデオを渡されます。
確実に魔導士たちの手がジョーに向かいつつあって怖い。
そうこうしているうちに、ジョーの年老いた父母までもが魔導士たちに拷問死させられ、さらに相棒のトニーとその妻子も犠牲になります。
ラストシーン。
かかりつけの精神科医がエンジニアの正体だと見破ったジョー。その途端、精神科医は魔導士ピンヘッドの姿になり、ジョーに「これはお前が作った地獄だ」と言い渡します。
他人を傷つけて、己の欲のまま生きてきたために、魂が死んだのだと。
魔導士により鉤爪で体中の皮を引き剥がされたところで、ジョーは悪夢から目覚めます。
全て夢だったんだとホッとしますが、すぐさま娼婦から電話がかかってきます。あの悪夢が再び繰り返される予感を感じ取り、ジョーは自殺を図ります。
しかし、ジョーは死んだ途端に、幼い頃の自分の部屋に戻っていました。
そう、悪夢の家の中で助けを求めていたのは他ならぬ幼少期の自分だったのです。
そこでようやくジョーは、ピンヘッドたち魔導士からは逃れられないことを悟るのでした。
【▼ヘルレイザーシリーズ中でも、こちらはサスペンス要素があって面白いよ!】
【▼ヘルレイザーシリーズ4作見たい方におすすめ。やっぱり初代ピンヘッド様は良き。】
【▼うわああああ全部ポチってしまうううううぅううう!!!】