japanimafrance ジャパニマフランス

フランス暮らしコミックエッセイと映画レビューがせめぎあっている

【破滅とNTRと私】オペラ レディ・マクベスのあらすじとネタバレ

f:id:mi_ro:20160125222621p:plain

初演: 1934年1月22日
完成: 1932年
作曲家: ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
言語: ロシア語
脚本: アレクサンダー・プリーズ


オペラ、ムツェンスク郡のマクベス夫人-レディ・マクベス-感想とネタバレ記事です。

 

人物設定や背景などは現代風にアレンジされています。ちなみに作曲者は奇妙な魅力あるオペラ『鼻』と同じ人物です。

 長そうでやだなあ(´_ゝ`)という方のためにだいぶ端折って書きました♪

 

【第一幕】

単身赴任中の夫がいるマクベス夫人。彼女は義父が社長を務める会社で働いています。

普段は真面目を気取っていますが、実はロマンスを夢見ている乙女な夫人。

毎夜体にアロマオイルを塗り、入念に手入れしています。

 

ある日新米従業員セルゲイが入社してきます。男らしい彼を密かに気にするマクベス夫人。

夫人は毎晩一人で眠りにつきます。部屋の前に響く義父の声・・。「戸締りはしたか」「もう寝る時間だぞ」「宿題やったか」「歯ぁ磨いたか」「風邪ひくなよ」

どこのドリフやねん。

 

ある晩、夫人はセルゲイが従業員女性をレ○プしているのを目撃します。はよ警察に通報せなと焦る夫人ですが、考えとは裏腹に体が熱く火照ります。

 

後日の夜、いつものように夫人がボディーケアしていると、新米従業員・セルゲイが訪ねてきます。バトルがしたいとかなんとか言ってレ○プされる婦人。((( ;゚д゚)))カタカタ最終的に夫人は男に身を委ねてしまうのです。

 

すっかりほだされてしまった夫人がセルゲイと愛を語り合っていると、義父が突入。怒り狂った義父と他の従業員によってセルゲイは私刑に。悲しみにくれる夫人でしたが、やがて怒りが湧いてきます。

 

従順な夫人を従わせようと、食事の用意をするよう命令する義父。「キノコのスープがありますわ・・・」ニヤリ  。

夫人が密かに毒を盛ったとも知らず、美味そうにスープをすする義父。朝が来る頃に、苦しみの中息絶えた義父の姿が発見されます。

このキノコは当たるキノコだったと牧師に説明する夫人。一応皆納得する。(´・_ゝ・`)フーン

義父が死に、セルゲイとの甘い日々が続きます。すでに夫人は、退屈な日常を埋めてくれたセルゲイの虜になっていたのです。

 

そんなある日、夫人の夫が突如帰宅します。帰るなり夫人を責める夫。社長である父の死後、夫人が他の男と関係を持っていることを知っていたのです。夫人はセルゲイとともに夫を絞サツします。シ体は床下へ放り込み隠蔽することに。

f:id:mi_ro:20160125222623j:plain

【↑事務所でのマクベス夫人。ちょっとコワイ。】

 

【第二幕】

晴れてセルゲイと結婚式を挙げることになった夫人。お祭りムードの中夫人は喜び、セルゲイは念願の逆玉浮かれっぱなしでした。部屋の床下にあるシ体を従業員に発見されるまでは・・。式に警察が乗り込んできて二人は御用となるのですが、こんな状況でもセルゲイは一人で逃げようとします。

 

寒い刑務所の中。社長の息子の嫁だったので、夫人は質の良い靴下を身につけています。

同じく刑務所に収容されているセルゲイは、俺の人生がこうなったのはお前のせいだと夫人をなじります。溢れ出るだめんず臭。

f:id:mi_ro:20160125222622j:plain

【↑幸せな結婚式になるはずが・・。】

セルゲイは、すでに他の女囚に心変わりしていました。そんなセルゲイを利用しようと、女囚人は「靴下を手に入れてくれたらアンタの女になってもいい」と約束します。

早速、夫人から靴下を奪おうとするセルゲイ。夫人に「俺が悪かった!やり直そう・・」と迫り、夫人はセルゲイに自分の靴下をあげてしまうのです。

その途端豹変するセルゲイ。夫人を突き飛ばし、女囚人に靴下を差し出します。「これでお前は俺のものだ!」

夫人の目の前で激しく交わるセルゲイと女囚。うわぁ・・

夫人は気がくるってしまいます。

 

セルゲイが出て行った後、怒りに我を忘れた夫人は女囚人を絞め殺そうと飛びかかりますが、駆けつけた看守たちに取り押さえられ、暴行を受けます。

ピクリとも動かなくなった夫人・・。彼女の遺留品に高価なアクセサリーを見つけた看守は、それを自分の首にかけて部屋を去っていくのでした。【完】

  

かなりひどい顛末になっています。これを3時間見た私・・。なぜかセルゲイの全裸サービスシーンもありました。(どの層に向けたものだろう?)

ちなみにR14でした。( ´_ゝ`)ダヨネー

 【↑アロマオイルでケアしているとこんなロマンスが訪れるかもしれません。】

ショスタコーヴィチ:ムツェンスク郡のマクベス夫人 [Blu-ray]

ショスタコーヴィチ:ムツェンスク郡のマクベス夫人 [Blu-ray]

 

【↑まあまあショッキングな内容ですが3時間ぐらい余裕のある方は是非観てみてください。】