ジャパニマフランス

フランスプチ引きこもり生活ブログ。時々映画レビューも。

【Brexit】イギリスのEU離脱とフランスへの影響

イギリスのEU離脱が話題になってますね。

フランスで引きこもり生活を送っているミロです。

   

Brexit

 

ブレクジット
英語:Brexit

英国が欧州連合(EU)を脱退すること、イギリスのEU離脱、という意味で用いられる語。「Brit(Britain)」と「exit」を組み合わせた表現。

 

 

Brexitとは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

 

 

先日、日本の友人から 

「イギリスのEU離脱でフランスにも影響があるんだって!?ミロのところは大丈夫なの!?」

 と大変心配したメールがきました。 

 

うん・・。

私一応フランスに住んでるけど今のところ影響なく暮らしてるよ・・。

 

 

でもフランスにも影響は出てるよね?と思ったので 今回は

 

イギリスのEU離脱で起こるフランスへの影響とフランス国内の意見をざっくり調べてみました。

 

 

本当は【俺の世界観に文句は言わせねえ!座・松田風映画 ” IZO-以蔵- ” 】

のネタバレ感想を書く予定だったんですが次回にします。

 

www.japanimafrance.com

 

 

 

 

【目次】

 

 

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EUを離脱するイギリスに対してフランスからのコメント

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フランス、ドイツ、リュクセンブルク、ベルギー、オランダ、イタリア各大統領は     

EU離脱を決定したイギリスに対して次のような意見を表明しました。

 

「離脱するならもう止めないよ!でもEUを抜けるなら早く手続きを進めてね。

 遅くなればなるほど経済とかに悪影響が出るからね。」

 

欧州連合はあくまで連合なので、他国の国民投票の結果を無視して引き止めることはできないようです。

また、フランスのオランド大統領は

「イギリスのEU離脱は国民の意思が反映された結果だが、残念な選択だ」

とメディアに発言しました。

 

確かに残念な結果と言えるかもしれませんが、フランスとドイツはイギリスがEUを離脱することに現在は概ね賛成かもしれません。

イギリスがEUを離脱すれば、今後EU経済の中心はパリかフランクフルトになりそうですからね。  

 

www.lefigaro.fr

 

 

イギリスのEU離脱によるフランスへの影響

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イギリスにはたくさんのフランス人(ロンドンだけで22万5千人ぐらい)が暮らしています。

イギリスがEUを離脱すると、イギリスに滞在 / 移住しているフランス人たちはビザが必要になりますので、大きな混乱を招く可能性があるのです。

 

例えば就労ビザ。EU加盟国内ではビザを取る必要がないので、現在フランス人は自由にイギリスへ入って働いています。しかし今後イギリスがEUを離脱すると、ビザの取得が必須となるかもしれません。

 

 

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www.latribune.fr

  

またEU加盟国には、学生と教師を対象にした「エラスムス」というプログラムがあります。

文化交流や生涯学習の目的で、様々な援助を受けながらEU加盟国間を留学できる便利なプログラムです。

フランスでは近年約20%の学生がイギリスをエラスムスの滞在先に選んでおり、約30%のイギリス人学生がフランスへやってきます。

 

イギリスがEUを離脱すれば、エラスムスの恩恵を受けて格安で留学することは不可能になるでしょう。

高額な留学費用やビザを用意することを考えれば、イギリスで学ぶ学生が減少するかもしれません。

 

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 【↑ツイッターから。「私のエラスムス計画が潰れたってまじウケるわ # 脱EU 」

 

 

イギリスのEU離脱についてフランス国民の声

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【街の声:フランス北東部の町サルグミンヌの青空市で街頭インタビュー。2016年6月24日の記事にて】

 

Q.  イギリスの脱EUという選択について、良い選択だったと思いますか?

 

A. (マダムA)

  良かったと思いますよ。あとは彼ら自身がこの選択に対してよく考えることです

  よね。彼らの生活が今後良くなるなら、良い選択だったと言えますよね。

 

A. (ムッシュA)

  いい選択だったと思います。政治家は泥棒ばかりですから。

 

A. (マダムB)

  私は良い選択だとは思わないわ。イギリスでもたくさんの人が反対だったし今後

  何が起こるかわからない。でもEUを捨てるより良い選択があったはずよ。

 

A. (ムッシュB)

  とても良い選択だったと思うよ。彼らはこれまでEUの恩恵を受けてきたからね。

  別に抜けたって構わないよ。

  

  

Q. イギリスは脱EUを選択しましたが、フランスはどうですか?

 

A. (マダムA)

  私なら離脱派かな。フランからユーロに変わって値上がりしすぎだもの。騙され

  た気分よね。

 

A.(ムッシュA)

  僕は離脱派だよ。ブリュッセル(EU)は僕らに何ももたらしてくれない。EUに

  加盟して何を得たか?今現在まで何もない。

 

A. (マダムB)

     今話し合う問題ではないわ。フランスはまだ他に話し合うことがあるはずだし。

 

A.(ムッシュB)

  自分はもちろん残留派だよ。フランスはEUにいるべきだ。EU加盟国一丸となっ

  てできることがあるはずだよ。

 

www.radiomelodie.com

 

というわけで、ざっと街の意見をご紹介しました。

 

フランス国内では今回のBrexitについて賛成派と反対派、五分五分といったところです。

また多くのフランス人はEUそのものは良いプロジェクトだと思っています。ただ、今のEUのあり方に不満があるようです。 

フランからユーロに変わり、物価がかなり上がったことや、移民の問題も大きなポイントのようですね。

 

www.francetvinfo.fr

 

 

個人的に思うこと

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世界は偶然ではなく、計算されてまわっていると思うことがよくあります。

今回のBrexit(脱EU)はフランスやEU加盟国にとってはある程度想定内のことだったんじゃないでしょうか。

 

今イギリスでは離脱に投票してしまったことを後悔する声も多いと聞きますが、一度決定された国民投票はやり直しできないです。

私自身も日本からフランスへ移住している移民ですが、外から来る人間によって、自分や家族の生活が不安定になる / 脅かされるといった人間の恐怖心が利用された投票のようにも見えました。

 

 

 【↓イギリスとEUについて詳しくなるチャンスだよ!

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↓なんとなく今のうちに旅行しておいたほうがいいような気分になる。

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