制作年数30年、特殊効果の神フィル・ティペットによる、地下世界を描いたストップモーションアニメ。アンダーワールドを旅する暗殺者が見た世界とは・・。
意味不明なグロテスクさが中毒になる、稀有な映画です。
▼予告編です。
始まって10分近くセリフなし、クレイアニメっぽい動き、そして手作り感が半端ないです。
不気味なビジュアルのモンスターが随所に登場します。
物語の始まりは、化け物が闊歩する地下に降り立った暗殺者。
すぐ近くでモンスターに捕食される生き物がいるけど、助けたりせずに地下を進みます。
暗殺者に対してモンスターがでかすぎ、または小さすぎて遠近感がよくわからない。彼が今どこを旅しているのかもわからず、全体的な位置が掴めません。
しかし下に下に降りていることはわかる。
↓以下はこの映画の主な登場人物(登場物体?)たち。
- 謎のぶりぶりした質感の生き物(これは上の方から吊るされている模様)
- 謎のドミノ倒し
- 意味なく届く貨物列車
- 意味なく潰される藁人間たち
- 産声をあげる元気なエイリアン*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
- グロテスクなエビ🦐
などなど。
あと、意外なことに物語の中盤で、暗殺者が敵に捕まります。
ベッドに拘束され、どこからともなく現れた医師に体を引き裂かれる。すると彼の体内から、臓物や貴金属などが出現します。
暗殺者は人間ではないのか?彼の体の中から本が出てきたあたりから、見るのがしんどくなってくるよ〜
映画が始まって35分が経過したあたりで、ようやく人間がでてきます。
テレビで、ベルリンの壁を壊す様子を見ているおじいちゃん。このおじいちゃんがめちゃ長いスカルプ付けてるぅぅ
今の任務に着く前の暗殺者の記憶でしょうか、荒廃した都市に降り立つ彼の様子がテレビに映し出される。
タコ型の宇宙人の理不尽な殺戮を尻目に、風呂場のタイルっぽい十字路を進む暗殺者。
▼全く関係ないですが、フロタイル土居を載せておきますね。
戦闘中の道をすり抜け、慎重に地下に進みます。
暗殺者の記憶は、そこで途絶えていました。
その後、めっちゃでかい黒い何か(おそらく錬金術師)が赤ん坊を引き潰し、金の粉に変えます。そして最終的に爆破してEND。
もうどうしたらいいんでしょうね!?
この映画に自分なりの解釈をつけようと頑張ったんだけど、だめだ。本当に意味不明だった。
何回も見ることで少しずつ理解できるのかも。
▼Wikipediaに詳細なあらすじが掲載されていたよ!こちらを読んでようやくストーリーが脳内補完できた感じ。
▼ある意味中毒になる映画なので、興味のある方はぜひご鑑賞ください!